【東京 仕出し弁当】法要後のお斎で振る舞われる食事とは？

お斎（おとき）とは？

お斎は法事における法要後に用意する食事・会食のことで、仏教における斎食（さいしょく）が由来となっています。お斎の主な目的は、僧侶・司式者や参列者への感謝の気持ちを表すこと、食事をしながら思い出話をして故人を偲ぶことです。
地域によっては、葬儀当日の朝に故人と一緒に食べる最後の食事、出棺前に振る舞う食事を意味する場合もあります。

お斎のメニューについて

・もともとは精進料理が基本

従来、お斎に出される料理は精進料理が基本でした。野菜を中心に、油揚げや豆腐などの大豆製品を使った料理が主に振る舞われます。その理由は、49日間の忌明けまで喪主が肉や魚などを避けて食事をすることが一般的だったためです。
しかし、現代では精進料理だけでなく、様々な料理がお斎に振る舞われるようになってきました。考え方の変化に伴い、食事の内容・目的・タイミングなどに対する意味合いも大きく変わったことで、故人を偲びつつもお斎の食事も多様化しているといえます。

・お斎でNGとされる食材・料理

従来の慣習から変化が見られるお斎ですが、以下のように適さない食材もあります。

上記の食材を避けるため、精進料理が振る舞われてきたのです。ただし、肉・魚に関しては、メイン料理でなければ使用しても問題ないという考え方が広まっています。もちろん、参列者や地域などによっても考え方は異なるため、事前の確認が不可欠です。自分たちで用意する場合だけでなく、料亭やホテルなどに依頼するときも料理の内容について、十分に話し合う必要があります。

仕出し弁当が主流になっている

近年、お斎に仕出し弁当を利用することが主流になってきました。寺院・霊園・斎場などで法事を行う場合、参列者全員に対して食事を提供する必要があります。その際の手間を省いて質の良い食事を提供するため、指定の場所・日時にお弁当を届ける仕出し弁当が選ばれているのです。電話やインターネットなどで簡単に注文でき、法事・法要用のメニューを用意している仕出し弁当店も多いです。

時代とともにお斎のスタイルは変化しており、また昨今は各家庭の状況や社会情勢などの影響から、お斎を執り行わないことも選択肢の一つになっています。そのような場合にも、仕出し弁当がお斎の代わりとして活用できるのです。

板飯弁当HISIOでは、東京・埼玉・神奈川エリアやその近くの地域へお弁当を配達いたします。ご注文の条件や配達料金はこちらからご確認いただけます。手間暇を惜しまず、仕込みから調理まで時間をかけて丁寧に仕上げております。「料理」といわれる「お弁当」を目指し、日々精進してまいります。法事・法要用の仕出し弁当をご検討の際はぜひご相談ください。